草うしのおじちゃん/草うしプロジェクト運営会議委員 古屋輝行

01.ご挨拶/お話を始める前に

◇ご挨拶

「草うしのおじちゃん」のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

阿蘇外輪山の北側、遥か北に九重連山を南に阿蘇五岳を望む大草原大地で育つ健康で安全で本当に旨い「草うし」。地元では千数百年の昔から阿蘇のあか牛と呼ばれていた褐毛和牛種で、その中でも放牧をさせ草を主体に給餌する健康で安全な牛だけに命名したブランドです。

私は元(株)大丸本社営業企画室部長時代にこの取り組みを提唱しスタートさせて15年以上が経ちました。定年退社後も要請によりこのプロジェクトが正しく成長すべく現在も深く関与し共に活動を行っています。幸い一般生活者(お客さま)始め著名イタリアン・フレンチシェフ、料亭、ジャーナリスト等各方面から大変好評をいただき少しづつ知名度も上がってまいりました。しかしまだ知る人ぞ知る・・の域を出ていません。生産地では年間220頭規模の出荷体制で取り組みを行い、販売は主に大丸の店頭(心斎橋、京都、神戸、芦屋)と松坂屋(名古屋本店、銀座、上野)等で年間140頭(56t)と産直販売等で80頭前後の規模で生産・販売活動をしています。

このHPは美味しくてそして何よりも健康のために食べる食材であるお肉が、安全であることとそれを担保するためのしっかりした内容・情報を知っていただくために認めました。

草うしプロジェクト運営会議委員
阿蘇郡産山村 上田尻牧野組合 相談役
Yu Branding com 代表 古屋 輝行

◇お話を始める前に

いま世界中で「食の安全性」について様々な危険性や問題が指摘されています。私たち草うしプロジェクトでは牛の健康と安全性について、生産者のみならず学術者、専門家、村行政、公的研究機関等々と研鑽を重ね、可能な限り牛本来の育て方を確固たる生産基準に沿って実施し、リーズナブル(道理にかなった)に安定供給できるように取り組みを行っています。標高700mの夏でも冷涼で広大な阿蘇高原の一角に300hの牧草草地と放牧地を有する熊本県阿蘇郡産山村上田尻牧野組合との共同取り組みの内容です。
“真に健康で安全な牛さんって何!?”をお話しましょう。

●目次